はじめに
前回の記事↓でしいたけの栽培に初めて挑戦した時の内容を書きました。

しいたけの菌床が届いた時から栽培を始め、無事に収穫できました。
是非上のリンクよりそちらの記事の方もご覧ください。
今回は収穫後の同じ菌床を使用して2回目の収穫にも挑戦してみましたので、その過程を書いてみました。
購入したもの
1500yen(amazon)
栽培キット以外に必要なものは上に示した前の記事に書きました。
下の写真は1周目に収穫した時の様子です。
上の栽培キットを使用して実際に1回目の収穫までの様子を前回の記事にて簡単にまとめさせていただきました。

今回新たに使用したもの
1180yen(amzon)
私が使用したバケツも上のものと同じものです。
収穫が終わった後の菌床を浸水させるために使用します。
私が購入した時は個人部屋のゴミ箱用に購入しましたが、菌床を浸水させる頃になって、本来の用途でお世話になったわけです。
バケツを使用するのが今回きりとなりそうな方でも、折りたたむことでかなり薄くなりますので、倉庫の狭いスペースなどにも保管しておくことができます。

厚さは5cmほどまで薄くなります。

再収穫までの手順
まず、収穫して裸になった菌床を霧吹きで湿らせた後に、涼しい暗所に3週間ほど休ませます。
私は押入れの隅で3週間置いていました。

ちなみに奥にあるのはエリンギの菌床です。
近々記事に書いてみようと思います。
そして3週間後、バケツに水をいっぱいに満たし、菌床を浸水します。
浸水する期間は丸一日です。
浸水時に少し注意しなければならない点があります。
菌床はそのままでは水に浮いてしまうので、上から重りで固定する必要があります。
重りとしては、下の写真のように水を満たした2Lペットボトルが手軽で良いです。

2Lペットボトルが手元にない方は、お茶など消費しやすい2Lペットボトルを購入し、未開封の状態で重りにしてしまいます。
実は、私が実際に作業した上の写真では中に飲料水が入っている未開封のペットボトルを使用しています。
2Lともなるとすぐ空けることは困難ですので、そのまま重りにし、丸1日の浸水が終了したら、きれいに水を拭き取れば問題ないでしょう。
収穫までの成長の様子
前回の記事同様に、2周目の菌床の収穫までの成長過程を簡単に写真にまとめてみましたので、ご覧いただければと思います。
Day 0 (2021/12/09)
丸一日、菌床を水につけた直後になります。

1周目の時と比べると、菌床が痩せて縮んでしまっています。
本当にもう一度しいたけが生えてくるのか不安になりましたが、とにかく暗所に置いて様子を見ることにしました。
Day2 (2021/12/11)
菌床を浸水から取り出して2日が経過しました。
この頃から、再びしいたけの芽が出始めました。

知ってはいましたが、1周目の時よりは目の数が明らかに少ないです。
それでも1日に一度は全体に霧吹きをかけて、管理を怠らないようにします。
Day5 (2021/12/14)
それから管理を続けまして、5日が経過しました。

この頃になってくると、本数がだいたい定まってきました。
今回の収穫数は10本といったところでしょうか。
1周目の時は収穫したしいたけの数は50を超えていたことを考えると、80%も収穫量が下がりました。
しかし、一度に50本しいたけが収穫できたところで、すぐ消費できるわけでもなく、2、3日はしいたけ料理のオンパレードになります。
(もちろん、冷蔵、冷凍保存するのもありです。)
そう思うと10本くらいの収穫量はちょうど良いようにも感じられました。
Day6 (2021/12/15) 収穫日
6日が経過しました。いよいよ収穫していきます。
かなり傘が開いてきましたが、収穫の時期を見極めるには、傘の裏をみる必要があります。

収穫時期の判断方法
しいたけの収穫時期の見極めの際に上のように書いてあることがあります。
「膜」とは下の写真にあるように、しいたけの傘の裏側にあります。
店で見るしいたけは傘の裏を見てもこの「膜」にお目にかかる事はないかと思いますので、育てているときもよく傘の裏も観察してみてください。

内容は以上になります。
しいたけに関する記事は3周目にも挑戦し、結果を見届け次第、書いてみようと思います。
しいたけに関する記事が続いていましたが、エリンギも裏で育てていましたので、その時の様子も記事にしたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。