初学者が簿記検定3級に1ヶ月で合格した話

受験の動機

・数字を扱う作業が好きで、経理の分野には少し興味があった事。

・極める事で税理士、会計士などの国家資格にも繋がる可能性も見える事。

・情報系の資格と共通する部分があった事。

この辺は建前の様な所も大きいです。要は少し軽い気持ちでしたが気になったので受けました。

受験結果

98点を取ることができ、合格できました。第2問で2点落としただけでした。

問2で固定資産売却損益の計算を間違えて、惜しくも満点を逃しましたが、満足の結果でした。

f:id:tk0137:20200910194904j:plain

全国の合格率は56.1%で、例年よりも合格率が高くなっていましたので、当たりの年を引けたのもひとつの勝因だったかもしれません。

あとこの年は受験者人数も例年より少なかったのも特徴でした。

また、同日に簿記検定2級にも挑戦してみたのでその結果も下に載せておきます。

こちらは残念ながら不合格でした。

f:id:tk0137:20200910194829j:plain

内容

情報工学専攻の学生だった私が知識がほぼゼロの状態 から1ヶ月の勉強で簿記検定3級に98点で合格した話をします。

また、同日に簿記検定2級も挑戦で受けていたのでその話少しだけしようと思います。

勉強道具

f:id:tk0137:20200910194929j:plain

・教材

・過去問題集

・ノート

・筆記用具

これだけです。

非常にシンプルで特に特別なものは使用しておりません。

教材は売ってしまったため、上の写真には載っていませんが、使用した教材の詳細を下に載せておきます(Amazon)。

※シリーズの最新版とは異なるので注意してください。

※過去問題集については、表紙のデザインが異なりますが、同じ大原出版の最新年度のものになります。

総費用

主な受験までにかかる総費用は以下の通りです。

人によって必要となる教材には個人差があると思いますが、1万円以内には収まるのではないでしょうか。

受験料:2850円

教材と過去問題集:約4000円

その他文具品…etc

勉強期間

2019年5月の大型連休(ゴールデンウィーク)〜2019年6月9日(試験日)

勉強法

あくまで自分自身にあった方法を紹介しているのであって、皆様に共通しておすすめできるというものではありません。

このような方法があるというように、参考程度にご覧いただければと思います。

当時は学生だったので、時間には余裕があったと思います。1日の平均勉強時間は6時間程度でしたので30日間で合格までに計180時間ほど費やしました。

生活スタイルや向いている勉強法にも様々なものがあるので、一概には言えませんが、最終的には過去問題集で8割程度を安定して取れるようになれば、ほぼ合格は間違い無いと言っても良いのではないでしょうか。

本番で合格するためには7割程度の正解率が必要になります。

例えば上の過去問題集には10回分の問題があったので、古い方から最初の1,2回を問題形式を把握するため、3〜7回を演習、ペース配分を掴むため、最後の8〜10回を本番を想定した見直しも含めた時間管理を身につけるためといった具合に分割し、正解率の上昇を感じられるように進めていくと、モチベーションも保てると思います。

過去問

141回:56点

142回:56点

143回:62点

f:id:tk0137:20200910233723j:plain

149回:96点

150回:90点

151回:97点

f:id:tk0137:20200910233805j:plain

過去問題集を解く前にはインプットが必要なわけですが、それと同じくらいアウトプットも重要です。本番ではアウトプットしなければ正解できませんから、表裏一体です。

私の場合は、テキストに書いてある例を写経のように写していました。

単純作業に苦しさを感じない自分らしいやり方ではありましたが、紙に書く、声に出して読むというようなアウトプット作業には必ずインプット作業を伴います。

一見単純な作業をしているだけのように見えますが、インプットとアウトプットの作業を兼ねているという点において有効な方法だったのかもしれません。

写経に使ったノート4冊分

f:id:tk0137:20200910233714j:plain

例えば、簿記を勉強すると避けては通れない「仕訳」という作業がありますが、上のような作業を繰り返していると、「借方」、「貸方」にパターンが見えてきます。

借方、貸方の合計金額を合計すると一致するということはもちろん、借方、貸方のそれぞれで売掛金、買掛金に対する現金のやり取りを覚えるだけで応用が効くようになります。

(借方)売掛金 3000  (貸方)売上 3000

売掛金は債権のようなもので「貰って嬉しいもの」が借方にあるのに対してそれに対応する利益が売上として貸方に示されるということを覚えます。

(借方)現金 3000  (貸方)売掛金 3000

するとこれを見た時に「貰って嬉しいもの」として借方に現金、その源として貸方に売掛金が表示されています。

これらを見ると現金、売掛金などの資産は借方に変化先が、貸方にその源となるものが表記されているというような法則性を見つけることができます。

そうすれば、新たな学びがさらに新たな発見や問題を呼び込むという好循環な勉強ができるようになります。

ただし、問題の難易度が上がるほどこの循環のサイクルが大きなものになり、分からない事への焦りからさらに不安を読んでしまうというような悪循環にも陥ってしまうので、分からない問題に直面した時は、1日あるいは数週間間を空けてから考えるくらいの心持ちでいると楽になると思います。

要は休憩もしっかり取りましょうと言う事です。

最後に

簿記検定の2級も同日に受けましたがこちらは3級に出題されていなかった工業簿記の計算が全くできずに完敗。

しかし絶望的な点数ではないのでもう一度くらい気楽に受けてみようかと思います。

少しでもご参考になればと思います。ありがとうございました。