リサイクル工作〜卵パックでミニプランターを作成〜

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はじめに


今回は多肉植物の種を撒くためのプランターを卵パックで工作してみましたので、その様子を記事に書いていきたいと思います。


結論から申し上げますと、卵パックのプランターで多肉植物の種の発芽に成功しました。


下は現在(2022/02/01)の卵パックプランターの様子です。

種まきから1ヶ月以上経ちましたが、植物たちは元気に成長しています。


左側の列と右側の列にそれぞれ違う種類の種を蒔いています。


左側の列には、ギバエウム・ベルチナム(大鮫)(Gibbaeum velutinum)


右側の列には、アエオニウム・ペルカルネウム(光源氏)(Aeonium percarneum)
→芽が小さくて写真では少し見えにくいです。


の種を植えています。


卵パックプランターの容量はそこまで多くなく、成長した苗の栽培には向きませんが、種まき用や、小さな苗を育てるのに一役買ってくれるのではないでしょうか。


大きく成長したら大きめの鉢に植え替えて、繰り返し利用することもできるでしょう。

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卵パックプランターの作り方


今回はプラスチック製の卵パックを使用しておりますが、微々たる卵パックの形状の違いには対応しておりません。


あくまでもこのような利用方法もあるというご認識のもとご覧いただき、実践、利用いただけましたら幸いです。


また、「作り方」と銘打っておりますが、卵パックの原型ほぼそのまま利用しますので、加工はほとんど行いません


ですのでプランター自体はとても簡単に作れます


是非軽い気持ちでご覧ください。

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完成のイメージ


下の図は、私が卵パックプランターを作成した直後に撮った写真です。


当時はパックの蓋も底も余すことなく利用できたので、かなり環境にやさしい工作ができたと感じておりました。


「当時」と言いますのは、とある事情により、途中から受け皿側のパックを使用しなくなったからです。


その経緯につきましては、この記事の「受け皿が不要な場合とは」の章にて少し書かせていただきました。


紆余曲折ありながらも、総じて、満足のいくものができました。

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用意するもの


私が用意したものは以下のものになります。

  • 卵パック
  • つまようじ
  • ハサミ(カッターナイフ)


卵パックは、プランターの原型です。


卵パックは底と蓋に分けて利用します。


片方は受け皿として利用できますので、両方残しておきます


つまようじは、水やりの際に余分な水を排出するための底の穴を開けるのに使用します。


ハサミは、蓋の部分を受け皿として利用する際に少し利用しました。


実際に私が作成したときの写真を撮りましたので、それらも交えながら、作り方を説明していきます。

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手順


まずは、卵パックの形状をよく見ていきます


もちろん卵パックの種類によって多少、形は異なる場合はありますが、一般的に当てはまりそうな事柄について注意すべき点を書いていきます。

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土を入れる側について


プランターですから、植物が育つのに十分な土が入らなければお話になりません。


ですから、パックの蓋と底のどちらが土に入れるのに適しているかよく観察します。



上の図は卵パックを横から見た図です。


よく見ると、パックの蓋と底では深さが違います


今回は土を入れるスペースをなるべく多めに取ることを考えて、底が深い方を土を入れる方に採用します。


今回土を入れる方に採用しなかった浅い方のパックは水を受けるための受け皿としての利用
価値がありますので、捨てずにとっておきます。

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排水用の穴を作る


次に土を入れる方のパックに排水用の穴を開けていきます


パックには卵を入れるための窪みがあります。


土に水を与えることを考えると、窪みの底の部分に水が溜まります。


水が底に溜まったままですと、通気性が悪くなり、カビなどの原因になります。


ですのでこの窪み1つ1つに底の部分に穴を開けていきます。


上の図はつまようじを用いて穴を開けている様子です。


パックの容量はそれほど多くないので、つまようじほどの小さな穴でも十分、排水性を保つことができます。


逆に穴が大きすぎると土が漏れやすくなりますので、あまり大きい穴は開けない方が良いかもしれません。

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受け皿のパックに合わせて調整


ここまでできれば、あとは受け皿側のパックに重ねて完成といきたいところです。


しかし、そうは問屋が卸しませんでした。


受け皿にぴったりとはまるように、土を入れる側のパックを加工しなければならないかもしれません


下の図は私が受け皿にぴったりとはまるように少し土を入れる側のパックを切り取った写真です。


受け皿の方に少しでっぱりがあったので、これに邪魔されないように少し加工しました。


この加工の際に、ハサミやカッターナイフを用いると良いでしょう。


切りすぎないようにご注意ください。


卵パックの形状によってはこの最後の加工が不要である場合、違う加工が必要になる場合もあるでしょう。


リサイクル工作である以上、こればかりは仕方がありません。


無理のない程度にお試しください。

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土を入れて完成


栽培する植物がないうちは土を入れなくても良いです。


テストの意味も含めて、実際に土を入れたり、水を与えてうまく排水されるか、土が漏れすぎないかなどを確認されると良いかもしれません。



多肉植物の土に関してはこちらの過去記事も是非ご覧ください↓


以上で卵パックプランターの作成方法についての説明は終わりです。


ここまでお読みいただきまして誠にありがとうございます。


お疲れ様でした。

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受け皿が不要な場合とは


私は途中から受け皿を使用しなくなりました。


その経緯を軽く説明します。


私はこのプランターを多肉植物の種まき用に利用しておりました。


しかし、多肉植物の性質上、種子がまるで埃のようにとても小さいのです。


ですから、普通に上から水を与えてやることができません。


水を張ったケースに入れてほぼ密閉状態にし、多湿にしてやっても発芽率が悪かったのです。


そこで、受け皿を取り除き、直接水の張ったケースに入れました。


本来、排水のために開けた穴から水が土にしみわたり、うまいこと発芽できたという経緯が
あります。


これはかなり特殊なケースだと思いますが、このような利用もできるということで、述べさせていただきました。

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最後に


久々の多肉植物に関する記事となりました。


私が育てている多肉植物の数はまだまだ少なく、規模もそこまで大きくありません。
具体的な数で表すと、


株数:約15芽:約40


といったところです。


これから春の季節になりますので、栽培設備、春用の植物の種を惜しみなく投入していきたいと思います。


多肉植物に限らず、植物、栽培に関する記事の更新がここ最近は少ないので、たくさんの植
物たちが育つように励んでまいります。


最後までありがとうございました。


本日もお疲れ様でした。

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